続・夏の妖精


こちらのほうが妖精と言う語感にはふさわしいでしょうか。セミ嫌いの友人を思い出すと、そうでもないような気分になります。

これね、大家さんが教えてくれたんですよ。家の前にある橋を大家さんがうろうろしてたんですよね。で、仕事帰りの僕を捕まえて「せみっ」ってゴミ捨て場の裏まで案内してくれました。さっきまでもっと透明だったんだけどねぇって。「せっかく見つけたから誰かに一緒に見てもらいたくて」その気持ちすごく解ります。本当はお孫さんなんかがいればベストだったでしょうね。飛び立った後の抜け殻をお土産に持っていってもらえれば最高でしょう。

今年はかぶとむしにも2回遭遇しました。どちらもメスなのが惜しい。かぶとむしは何と言ってもオスのほうが断然かっこいいのです。

当時の世相

情報の入手先には色々ある。昨今であればインターネットが主流だ。僕も良くお世話になっている。

そんな僕でも新聞を読むのは面白い。最近は古い新聞の切抜きを集めた文庫本を楽しんでいる。

今回は3億円事件の記事が目に留まった。昭和43年の話だ。

3億円事件の数年前には、「草加次郎事件」という一連の爆破・銃撃事件があったそうな。脅迫や金銭の要求などを繰り返し、犯人は「草加次郎」と名乗った。「そうかじろう」なのか「くさかじろう」なのか、それも解っていない未解決事件だという。

事件と同じ年の6月には横須賀線電車爆破事件があった。これは草加次郎事件に触発された犯人が逮捕、死刑に処されている。

「この車には爆弾が仕掛けてある」

というセリフは、この当時の世相から言えば有効なセリフだったのだと思う。

3億円事件は良く知っている名前だが、背景を知ることは今まで無かった。なかなか興味深い。この出来事の一端に過ぎないのだろうけれど。

 

平均寿命

今月26日に厚生労働省が発表した簡易生命表では、日本人女性の2011年の平均寿命が世界一ではなくなったそうです。85.9歳。あの震災が大きく影響したらしいですね。20代の自殺の多さも一因だとか。

昭和40年・西暦1965年ですが、平均寿命は男性67.67歳、女性72.89歳。47年前からずいぶん伸びたものです。医療技術の進歩や食生活の改善なのか。

混迷を極めた時代の記録だが、第二次世界大戦終戦の昭和20年の簡易生命表では、平均寿命は男性が23.9歳。女性が37.5歳。織田信長が好んだことで有名な「敦盛」では人生50年。「いまは半額25年」という言葉が流行した時代だそうな。